私が【ヒートショック】の注意喚起にこだわる理由

エムズトライのブログをご覧いただきありがとうございます。

代表の秦野です。

 

私は【ヒートショック】という症状に対して、非常に危機感を

抱いています。個人的な事情です。

 

先日他界した母が介護状態になった大きな理由が【ヒートショック】だったからです。

 

昨年末、玄関で倒れていた母を私が発見しました。

暖かいリビングからトイレに行こうとして、寒い玄関で倒れたようでした。

 

発見時は意識がなく、救急車を待つ間ずっと声をかけ続け、毛布を掛けて

全身をさすりました。

救急車の到着前に、意識を取り戻しましたが反応は鈍く、声をかけ続け

ましたが顔が動かせる程度でした。

 

病院に到着後、数時間後に医師からの説明を受けました。

 

「【低体温症】になっていて、体温が３０度以上にならないと処置ができない。

しかし、あと１０分遅ければ間に合わなかったかもしれない。」

とのことでした。

 

さらに数時間、会話ができるまでになった母と話ができました。

母は「ここは病院か？なんでここにおる？」を言い、記憶がないことを

私に伝えました。

母は歩行困難になり、ベッドから出て歩くことができなくなりました。

 

【ヒートショック】は、ほんの一瞬で深刻な事態になります。

孤独死、孤立死などの原因になります。

 

しかし、【ヒートショック】は対策ができます。

 

ご家族に、おひとりで生活している高齢者がお見えの方などは、

生活環境を確認していただき、ヒートショック対策をしていただきたく

心からお願いいたします。

 

個人的な事情ではありますが、皆様にご理解いただきたく敢えてブログに

残したいと思います。